三男の転園について(シュタイナー園)

3月18日、長男の卒業式がありました。6年間の小学生活を終えて中学生になります。

ひとつの大きな節目です。

幼稚園から小学校も、大きな節目ですが、どんどん親の手を離れて社会に向かっていくことになります。

 

そして、下の子たちも春休み。

 

次男は次4年生です。

 

三男は、次年度から近くの少人数のシュタイナー園に転園することにしました。

芸術を重視し、子どもが主体のシュタイナー園。

 

今まで3人が通った公立の幼稚園とは全く異なります。

 

公立では、先生が考えた内容を朝に聞いてみんなで活動します。

自由時間はひとりで工作できたり、友だちとごっこ遊びをしたり、カルタをしたり。

外遊びの時間もあります。遊具で好きな遊びをしたりみんなで鬼ごっこやルールのある遊びをしたり。

時計の針が「3」「6」「12」などになったら終わりで、次の活動に移ります。

 

シュタイナー園は、民家で、一つの家族のように過ごします。

3学年で15人程度、みんなでおなじ活動をします。

時計はなく、1日、1週間、1か月、1年、同じ流れで過ごします。

子どもは、毎日同じなので見通しがつきます。

 

おもちゃは、枝やドングリ、自然素材の布や木の電車。

先生は一緒に遊ばずもくもくと手仕事をして過ごします。

自由時間に、話しかけられたらそっと答えますし、ケンカがひどくなったらとめにいくこともありますし、危ない時には怒ることもあります。

でも、そんなとき以外は、子どもの世界を大切にし、入り込むことはしません。

見守るだけです。

また、みんなでふれあい遊び・手あそび・歌を歌ったりします。

 

半日体験入園に参加させてもらいましたが、やはりよく知った公立の幼稚園とは全く異なっていました。

 

 

今の幼児期に本物を体験したり、人格の土台を安心できる環境で過ごしたりする、ということを重視して成長を見守ってみたいと思います。

 

また、シュタイナー園は保護者の方が運営をされているんです。

先生と保護者の懇談会も、2ヶ月に一回、1時間あります。

 

また、モンテッソーリ教育とシュタイナー教育は、子どもの内なる力を信じて「自立」した大人を育てる(自己教育力)、という点で共通しています。

 

今後どちらも学んでいきますが、

 

モンテッソーリは「人間社会」で生きていけるしっかりした人を育てる環境を、大人が準備します。そっと教えてから、手や口を出さず任せて見守ります。手を動かして脳を活性化しできたという満足感を重ねることで自立につながります。また、「敏感期」には言語や算数を自ら学べる環境を作るので、「学業」の能力向上にもつながります。

 

シュタイナーは、「自然や宇宙に生かされている人間」ということを自分のうちに意識して自分の価値を見出す、という感じでしょうか。

7歳まではからだを作ることが大事なので、言語や算数を人間によって教えたり環境を用意したりしません。当然、家庭で自然と学ぶことはありますが。

思いを体で表現したりするので、芸術的なことが身に付くと思います。

「学業」の向上には、幼児の段階では大人から用意することはしません。

 

どちらがいい、ではなく、保護者はいいところ取り、またはしっくりくる方法で、子育てができるといいですね。

ママが子育てって楽しい、って思えることが1番ですね☺️


ベビーマッサージではあかちゃんのふわふわのお肌にたくさん触れられて幸せな時間となりますよ。


午前保育のためお休みさせていただきますが、5月からまたよろしくお願いします!!